2023.08.01
プレスリリース
DGフィナンシャルテクノロジー、端末レスのキャッシュレス決済サービス「Cloud Pay Neo」を提供開始
~決済端末もシステム開発も不要。QRコードでクレジットカード、PayPayでの支払いが可能に~
株式会社デジタルガレージ(以下:DG)の子会社で、決済事業を手がける株式会社DGフィナンシャルテクノロジー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長共同COO 兼 執行役員SEVP:篠 寛、以下:DGFT)は、出張・訪問サービスや小売・飲食事業者を対象に、決済端末を必要としない端末レスのキャッシュレス決済サービス「Cloud Pay Neo(クラウドペイネオ)」の提供を開始します。
■サービス提供の背景
日本のキャッシュレス化は堅調に拡大しており、2022年にはキャッシュレス比率は36%に達し、決済額は111兆円*1にまで増加しました。決済手段が多様化する中、キャッシュレス対応は事業者にとって売上向上や業務効率化等のメリットがありますが、決済手数料や決済端末の導入費用といったコスト面から導入を躊躇する中小事業者も少なくありません*2。
DGグループはこのような課題を解決すべく、1つのQRコードを店頭に設置するだけで複数のQRコード決済サービスを一括導入・一元管理できるキャッシュレス決済サービス「クラウドペイ」を2019年5月より提供しています。さらに、クレジットカードをはじめとしたさまざまな決済手段を端末レスで手軽に利用したいという事業者のニーズに応えるため、今回、DGFTは「クラウドペイ」から機能を拡充した「Cloud Pay Neo」を開発・提供することにしました。
■「Cloud Pay Neo」概要 https://www.veritrans.co.jp/payment/cloud-pay_neo.html
「Cloud Pay Neo」は、QRコードの読み取りでクレジットカードや各種ID決済(アカウント決済)*3の支払いができる端末レスのキャッシュレス決済サービスです。消費者はスマートフォンでQRコードを読み取り、表示される支払画面に注文情報を入力します。その後、希望する決済手段を選択して支払いを完了します。
【対応決済手段】
クレジットカード(5大ブランド)、PayPay
※2023年9月にd払い、au PAY、楽天ペイ、メルペイ、Apple Pay、Google Pay、銀聯ネット決済、Alipay国際決済に対応予定。
事業者は決済端末の導入や保守に関するコストを削減できるほか、DGFTが提供する支払画面を利用できるため、システム開発の手間やコストをかけずスピーディーに決済システムの利用開始が可能です。また、DGFTが決済サービス各社との契約や売上金の精算を一括で対応するため、導入から運用まで、事業者の代金収納・管理に係る業務を効率化します。
本サービスは簡単に導入でき、持ち運びも容易なことから、飲食・小売店舗だけでなく、スタッフが顧客宅・企業に訪問してサービスや商品を提供する出張・訪問サービスやイベント等での利用にも適しています。また、POSレジの故障・障害の際や、災害・停電等で利用できない場合のバックアップとしても活用することが可能です。事業者のさまざまな利用ニーズに応えるサービスとして、ライフカード株式会社の加盟店向けサービスとして取り扱いが決定しています。
■今後の展開
DGFTは「Cloud Pay Neo」の機能拡充として、2023年9月に決済手段の追加、継続課金対応、支払画面の多言語化(英語・中国語)を予定しています。今後も、消費者・事業者双方の多様化するニーズに幅広く応えるため、安全安心で便利なサービスや機能を拡充し続けます。
DGグループは、DGFTが展開する国内最大規模の決済プラットフォームを軸に据えたグループ戦略「DGフィンテックシフト」を推進しています。お金の流れをスムーズにするフリクションレスな決済・金融サービス群を提供することで、顧客体験の向上と日本のDX推進を支援していきます。
【Cloud Pay Neo 利用イメージ】
【DGフィナンシャルテクノロジーについて】https://www.dgft.jp/
ECを始めとしたオンライン事業者や店舗などの対面事業者へ総合決済サービスを提供する決済プロバイダー。非対面・対面領域95万拠点でのお支払いが可能で、年間決済取扱高は5.3兆円を超えます(2023年3月末現在)。2021年4月にベリトランス株式会社から株式会社DGフィナンシャルテクノロジー(DGFT)に社名を変更。DGグループが掲げるグループ戦略「DGフィンテックシフト」の中核企業として、事業者におけるキャッシュレス化やDX推進を決済や金融の領域から支援しています。加盟店やエンドユーザーである消費者へ、利便性の高い機能やサービスを提供していくと共に、安心・安全・快適な支払い体験の提供を通じて、世の中の役に立つインフラ事業として、持続可能な社会の発展に貢献し続けていきます。
- 出典:経済産業省「2022年のキャッシュレス決済比率を算出しました」(2023年4月6日)
- *2 出典:経済産業省「キャッシュレス決済の中小店舗への更なる普及促進に向けた環境整備検討会 とりまとめ (参考資料)」(2022年3月22日)
- *3 ID決済(アカウント決済):PayPayや楽天などのサービスに登録したIDとパスワードの入力のみで支払いできる決済手段で、会員IDに登録されたクレジットカード、またはポイントやチャージ金額を利用して支払いが行われる。
- ※ QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。
- 報道関係のお問い合わせ
-
株式会社DGフィナンシャルテクノロジー
広報室pr@dgft.jp
※スパムメール対策として「@」を全角にしております。お手数ですがメール送信の際は「@」を半角(@)に変えて送信して下さい。