PCレンタルサービスを提供する株式会社HAKU様。
DGフィナンシャルテクノロジー(DGFT)のマルチ決済サービス「Veritrans4G(ベリトランス4G)」のメールリンク決済、継続課金機能を導入いただいています。
今回はVeritrans4G導入の経緯や、PCレンタルサービスでの活用方法、さらに具体的な効果についてお伺いしました。
スピーカー
株式会社HAKU
- Chief Marketing Officer 内川 雄大 様 (写真:中央)
Veritrans4Gの活用方法
- 「メールリンク決済」機能による即時対応: システム開発を待たず、管理画面から発行した決済URLを申込者に送付。1人体制の立ち上げ期でも、ノーコードでセキュリティーの高いカード登録・決済環境を即日構築した。
- 「継続課金機能」による自動決済: 会員登録とクレジットカード登録を紐づけ、月額レンタル料の決済を自動化。一度設定すれば毎月の振込確認や督促が不要になり、1人体制でも190名以上の顧客管理をミスなく遂行できる体制を構築した。
メールリンク決済機能とは
Veritrans4Gの管理画面から決済用URLを発行し、そのURLをメールなどで利用者に送付することで、オンライン上でクレジットカード情報の登録や決済を行える機能です。
ECサイトや専用の決済画面を新たに開発しなくても導入できるため、サービス立ち上げ期や少人数運用の現場でも、スピーディーにカード決済を開始できます。
HAKU様では、申込受付後に管理画面から決済リンクを発行し、利用者に送付。利用者は受け取ったリンク先でクレジットカード情報を登録するだけで手続きが完了するため、電話やメールで個別に振込先を案内し、着金確認を待つ運用に比べて、申し込みから貸し出しまでをよりスムーズに進められるようになりました。
継続課金機能とは
あらかじめ登録された顧客情報・カード情報をもとに、毎月決まったタイミングで継続的に課金を行える機能です。
月額料金が発生するサービスに適しており、都度請求や入金確認を手作業で行う必要がなくなります。
HAKU様では、会員登録とクレジットカード登録を紐づけたうえで、レンタル利用者を課金グループに設定。
これにより、月額レンタル料の請求を自動化し、毎月の振込確認や請求漏れ、督促対応の負担を大きく軽減しました。
キャッシュレス化の背景と効果
目的
- 決済業務の自動化
- 未返却リスクのヘッジ
- 少人数でも事業を拡大できる運用体制
課題
- 銀行振込による管理の限界
- 属人化した運用
効果
- メールリンク決済により、開発を待たずカード決済を迅速に導入
- 継続課金機能により、月額請求を自動化し、運用負荷を大幅に削減
メールリンク決済・継続課金機能について知りたい方はこちら
株式会社HAKU様の事業内容
内川様 株式会社HAKUは、パソコンのレンタルサービスを提供しています。
サービスにおいて、支払方法は銀行振込のみで対応していましたが、複数の課題がありました。
Veritrans4Gの導入前の課題
1人体制で拡大する個人向けレンタル事業において、請求業務の負荷と未返却リスクがボトルネックに
内川様 株式会社HAKUは、PCリユース事業において累計1万社以上の回収実績を有しています。この事業基盤を活用し、新規事業としてパソコンレンタル事業を開始しました。
PCレンタル事業はテストマーケティング的な位置づけでスタートしており、当初から多くの需要を見込んでいたわけではありませんでした。そのため決済手段も、まずは運用負荷が最も低い銀行振込のみで始めていました。
しかし、立ち上げ後すぐに申込者数が想定を大きく上回り、申込受付・入金確認・貸出管理といった事務工程が急速に増大しました。
銀行振込のみの運用では、振込名義の照合や金額不一致への対応、未入金者への督促業務が発生し、事業責任者本来の業務を圧迫する要因となっていました。
テストマーケティングとして小さく始めたつもりが、需要の伸びに決済オペレーションが追いつかず、クレジットカード決済への対応を急いで検討する必要に迫られたのです。
Veritrans4Gの導入の決め手
少人数でもすぐに始められる導入性と、事業フェーズに合ったコスト設計が決め手に
内川様 決済システムの選定にあたっては、以下の3点が決定打となりました。
第一に、ランニングコストの抑制と見積もりの柔軟性です。新規事業のフェーズに合わせ、固定費を抑えた運用が可能なプラン提示があったことが、採用の大きな理由となりました。
第二に、「メールリンク決済」機能による迅速な導入です。Webサイトへのシステム実装を待たずとも、管理画面から発行した決済URLを顧客へ送付するだけでクレジットカード登録が可能となります。リソースを最小限に抑えつつ、即座に運用を開始できる点が魅力的でした。
第三に、テクニカルサポートの専門性です。導入過程において、同社が提携するシステムベンダーとの直接的な技術調整を、DGFTの技術部門が担うことで、内部的な技術判断の工数を削減し、スムーズな実装を実現しました。
Veritrans4G導入後の効果
決済管理の自動化で少人数運用を継続。顧客対応を迅速化とリスク管理の両立へ
内川様 Veritrans4G導入後は、問い合わせ受付後に利用者へ決済リンクを送付、カード情報登録と会員登録を経て、管理画面上で継続課金設定を行うフローへと標準化されました。
このフローへの移行により、月額料金の請求は自動化され、手動での入金確認および督促業務を排除できました。現在、申込者数は増加していますが、全ての決済管理を1名で維持しています。
またカード決済を前提とした運用に切り替えたことで、オーソリ(与信)機能を活用したリスク管理体制ができ、個人向けレンタルにおける未回収リスクが軽減されました。加えて、決済エラー発生時には管理画面上でエラーコードを確認できるため、原因を把握しやすく、技術知識に依存しない迅速な顧客対応が可能となりました。
利用者側にとっても、振込先確認や入金作業が不要になり、申し込み後はオンラインでスムーズに手続きを完了できるようになりました。申込から貸し出しまでの流れが簡潔になったことで、利便性も向上したと思います。
今後の展望
Web刷新によるAPI連携と、月100台稼働の維持
内川様 現在、レンタル事業は毎月10台前後の純増ペースを維持しており、事業計画通りに推移しています。今後の目標は、1年以内に月間100台の稼働を定常化させることです。
この目標達成に向け、2026年春頃にはWebサイトの全面刷新を予定しています。現在のメールリンク運用から、Veritrans4Gを自社サイトにAPI連携させたサイト内完結型決済へと移行し、申し込みから決済完了までの全工程を完全自動化します。これにより、利用者に対し、修理期間の代替機利用や期間限定利用といったニーズへ、より効率的に対応できる体制を整えていく方針です。
一部、管理画面のUI仕様に改善の余地はあるものの、Veritrans4Gは事業継続のための基幹インフラとして機能しています。株式会社HAKUは、今後もリユースとレンタルのシナジーを活かし、BtoC市場におけるシェア拡大を目指していきます。
メールリンク決済・継続課金機能について知りたい方はこちら
Veritrans4Gの導入により、株式会社HAKU様は、銀行振込中心の運用で生じていた請求管理の負荷を軽減するとともに、個人向けレンタル事業における未返却・未回収リスクにも備えた運営体制を構築されました。
DGフィナンシャルテクノロジーは今後も、事業者さまの成長を支える決済基盤の提供を通じてさらなる利便性向上とキャッシュレス決済の浸透に向けて取り組んでまいります。
- 事業内容
- IT機器のリユース・リサイクル(ITAD)/ データ消去 / HDD物理破壊 / パソコン無料回収 / 中古PC販売 / PCの買取り
- 設立
- 2007年3月
※ 掲載内容は、本事例の掲載日時点の情報です。
※ 現在の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。